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考察No.77



舞ちゃん失踪からおよそ9年後、福島県郡山市にて女性が何者かに殺害遺棄される事件が発生している

  • 被害者は、山岸亜世美さん(17歳)。この事件と舞ちゃん失踪事件の関係性は全くないが、同じ福島県中通り地方の未解決事件ということで紹介することにします。




2000年4月3日午後4時ごろ、福島県郡山市逢瀬町多田野の大久保川で、首と両手足をひもなどで縛られて死んでいる女性の遺体が渓流釣りにきた男性によって発見された。
川幅は約5メートルで水深は約40センチほどで水量は少なく、遺体が上流から流れてきた可能性は低いことから発見場所で遺棄されたものとみられた。
現場は郡山市中心部から西の猪苗代湖に向かう途中の山間地。市道の行き止まり付近で、周辺に民家は少なく、若いカップルが乗った車が夜に入り込んだりする場所であった。
1月中旬まではこの場所へも車が入れたが、2月上旬の大雪で通行が出来なくなり3月下旬ごろまでは通れなくなっていた。発見2日前に渓流釣りが解禁されてイワナを釣る人たちが入ったことで発見につながったと見られる。
郡山署の捜査本部の調べで、女性は郡山市大槻町のアルバイト山岸亜世美さん(17歳)と分かった。
遺体は前頭部に鈍器で殴られたような挫裂創があり、体の数ヶ所を殴られるなど暴行を受けたあとがあった。
司法解剖した結果、死因は首をひもで絞められたことによる窒息死の疑いで、死後約2ヶ月経過していると判明した。

【謎の車】
山岸さんは1月18日午後5時すぎ、家族に「ちょっと出かけてくる」と言い残して自宅を出たまま、連絡がつかなくなった。
その後帰宅しないため家族が7日後の1月25日に郡山署に家出人捜索願を出した。
家族は山岸さんが家を出た後、車の走り去る音を聞いたが、誰と出かけたか分からなかったという。
捜査本部は車を運転していた人物が何らかの事情を知っている可能性もあるとみて、人物と車の特定に全力を挙げた。
山岸さんが出かける前後に、山岸さんと出会ったという知人や、その前後に電話で話したという友人はいたが、2ヶ月以上も前の話に記憶もあいまいな点が多かった。友人に「知人男性と会う」と話していたという情報もあった。

【携帯電話】
山岸さんの携帯電話は山岸さんが自宅を出た翌日の1月19日、山岸さんがアルバイトしているスナック近くの郡山市片平町の逢瀬川の橋の上で見つかった。
通り掛かった中学生が見つけ、登録してあった番号から山岸さんの友人に連絡して、家族のもとに戻した。
携帯電話を調べると18日夜以降の通話記録はなかった。家族は山岸さんからの連絡を待ったが、電話はかかってこなかった。
携帯電話は山岸さんが未成年のため、知人男性が保証人になっていた。

【結束バンド】
山岸さんは服を着て厚底ブーツをはいたまま、首に幾重にもひもが巻かれ、手足はコードを束ねる時などに使う「結束バンド」と言われる特殊な帯で結ばれていた。
捜査本部は、この結束バンドに注目し、製造元や販売ルートの解明に努めたが、犯人の絞り込みにつながるような結果は出なかった。

【遺棄現場】
山岸さんが遺棄されていた沢は市街地から約15キロ離れた山中で林道の行き止まり近く。
冬場には雪が積もり、2月初旬以降から容易には立ち入れない状況だった。

【トラブル】
山岸さんは行方不明になる前に知人らに「10万円をカンパしなければならない」、「これから仕事に行く」などと話していた。
また、行方不明になる数ヶ月前には自宅に無言電話や男の声で山岸さんを中傷する電話もあった。

【犯人像】
山岸さんの遺体の衣服から財布が見つかり、中の現金に手を付けられた形跡がなく、金目当ての犯行の可能性は低い。
両手足をひもで縛るなどの行為から行きずりの犯行の線も薄い。
遺体は市街地から約15キロ西の御霊櫃峠入り口から北に入り、林道の行き止まりの沢に遺棄されていた。一般には分かりにくい場所で、現場周辺の地理に詳しい者の犯行との見方も出ている。
山岸さんは両手足を結束バンドで縛られ、首に幾重にもひもが巻き付けられていた。こうした状況から複数犯の可能性もあるとみられる。
山岸さんの前頭部は鈍器がぶつかってできたような傷で、殴られたものか、沢の岩などにぶつかったかなど、傷の原因は分かっていない。
犯人は顔見知りの犯行によるものとの見方もあるが、なぜ執拗に縛っていたのか、一人で遺棄できたかなど不可解な点も多い。 

【足取り】
司法解剖の結果、死後約2ヶ月経過していることが分かり、行方不明になってからしばらくは生存していたことも考えられる。
体内から少量のアルコールが検出されており、酒を飲んだ場所やだれと飲んだかなど、山岸さんの足取りを解明する重要な手掛りとみられていた。

【山岸さん】
山岸亜世美
山岸亜世美(やまぎしあせみ)17歳
山岸さんは人懐っこく中学時代は明るい性格で友達も多かった。ソフトボール部に所属し、レギュラーとして活躍していた。
卒業後は郡山市内の専門学校に入学。三年間で商業高校で教えるカリキュラムを学ぶ高等課程コースだったが、入学から2ヶ月半後に「働きたい」として自首退学。専門学校中退後は人材派遣会社に登録して、接客するコンパニオンのアルバイトをしていた。
知人らによると行方不明になる前年の秋ごろから年上の男性と交際していたという。
山岸さんは外出時にはスカートをはいていたが、発見されたときには青色のジャンパーに水色のズボンを身につけ、厚底ブーツを履いていた。

【事件前日】
山岸さんは行方が分からなくなる直前の1月17日から18日未明にかけて、中学校時代の同級生ら3人とJR郡山駅前で飲食とカラオケを楽しんだ。その後、タクシーに相乗りしてそれぞれ自宅に帰った。
その3日前の1月15日にも、同じメンバー3人と郡山市内のカラオケ店でカラオケを楽しんでいた。
タクシーで乗り付けて羽振りが良かったという印象を周りに与えている。
一緒だった同級生によると、当時、山岸さんに変わった様子はなく「事件に巻き込まれるなんて信じられない」と驚きを隠せない様子だった。

【捜査】
交友関係などでトラブルがなかったかも調べられたが、山岸さんの広い交友関係で犯行可能性のある対象者が広がり、県外までに及ぶ交友関係者の数は捜査が進むにつれて膨れ上がった。
仕事柄というのもあるが、年齢の割に携帯の電話番号登録数も300件以上と多く、そのほとんどが匿名だったことも交友関係の捜査を難しくさせた。
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コメント

この事件、私の同級生、家族も警察から事情聴取されました。
同級生は重要参考人だったようです。
結果、未解決事件のまま。

Re: タイトルなし

> この事件、私の同級生、家族も警察から事情聴取されました。
> 同級生は重要参考人だったようです。
> 結果、未解決事件のまま。

私が以前働いていた職場に大槻町出身者がおりました。彼の友人の中でこの事件について捜査員から事情聴取された人が数名いたようです。
さすがに重要参考人ではなかったようですが。

それにしても、彼女の携帯電話が橋の上に落ちていたのが、どうも引っ掛かります。
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