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考察No.29



賢一さんの執念


■事件後の賢一さんの行動

Kが犯人であると確信

会社をたたむ

妻子と別居

車で寝泊りしながら、Kを四六時中マーク

Kの実家周辺の電柱に情報提供のビラを貼りまくる。
Kの同級生や知り合い、元カノなどを訪ねる。
初めはKに見つからないように監視。
やがてプレッシャーかけるために堂々と監視。
Kに直接問い詰める。
犯人はKじゃないかもしれないと不安になる。
しかしKしか考えられないと思い直す。

結局手掛かりは得られず監視を断念。

妻子を呼び戻す。

賢一さんは、いずれKが逮捕されると信じていたのだろう。ところが警察の捜査がなかなか進展せず、時間だけが過ぎていくことに焦りと苛立ち、もどかしさのあまりいてもたってもいられなくなったのは、想像に難しくない。

もし自分が賢一さんの立場だったなら、同じような行動に出るかもしれない。確かにKが疑わしいのは事実だし、こうなると誰かのせいにしないとやるせない。自分の場合、逆にショックが大きすぎて寝込んで立ち直れない可能性もある。メンタルがショボいので。

突然愛娘を奪われた心情は計り知れない。とても言葉では言い表せない怒り苦しみ悲しみ絶望感に襲われることは間違いない。しかし、賢一さん一連の行為はある意味ストーカーのようで下手したら逆に訴えられてしまうようなレベル。
その時のKはどんな気持ちでいたのか?Kの家族の反応はどうだったのか?おびただしいビラを目にした近隣住民はどう感じたのか?

Kに挑む賢一さんのつきまといは、一刻も早く愛娘を見つけ出したいという父親の執念の表れだろう。日々の全てを書き留めていた手帳は、12冊にも及んだというから凄まじい。不謹慎だが正直その手帳を拝見したいと率直に思った。どのようなことが書き記されていたのだろうか。

Kを追うのをやめた後に違う角度、違う方法で捜索することは考えなかったのか。どうしていいのかわからなくなったのか。心が折れてしまったのだろうか。そもそもK以外に思い当たる人物はいなかったのか。

生死もわからない、居場所もわからなければ、犯人さえもわからない。とても複雑な状況である。そして、賢一さんは舞ちゃんを失っただけでなく、会社も失ってしまった。しまいには家族も失いかけた。家族だけは失うわけにはいかなかったのだろう。

P.S.今現在、賢一さんの意志を受け継ぐ、とある人物がいると、わたしは考えている。
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