fc2ブログ

小高町3生徒自殺問題(No.154)


小高町3生徒自殺問題


  • 福島県小高町の高校で、1998年(平成10年)の5月から12月にかけて3人の男子生徒が相次いで自ら命を絶った。問題は3人の動機が全くつかめない点だったが、うち2人の生徒に同高校の女性教師と接点があったことが判明した。
    小高町3生徒自殺問題


    【生徒A】
    1998年5月、3年生の男子生徒A(原町市)が自宅で自殺。

    Aは遺書らしいメモを残していたが自殺に結びつく理由は見つからなかった。


    【生徒B】
    1998年8月17日午後5時半ごろ、猪苗代町の「国立磐梯青年の家」の本館3階の屋上から1年生の男子生徒B(鹿島町)が飛び降り自殺。

    Bは演劇部員で、青年の家での演劇研修会に同級生らと一緒に参加していたが、同部員の話では、Bは以前からセリフがうまく言えないことで悩んでおり、現場に演技の失敗を苦にするような内容のメモ書きが残っていたという。


    【生徒C】
    1998年12月31日の大晦日、1年生の男子生徒C(浪江町)が自宅の浴室で首を吊って自殺。

    Cは生前「死後の世界がどうなっているのか知りたい」と周囲に漏らしていたという。


    【調査】
    学校側では同級生や家族、教員に聞き取り調査を実施。しかし、原因は最後まで突き止めることはできなかった。3人は自殺する少し前まで友人と普通に会話しており、悩んだ末の行動とは考えにくく、共通点は皆まじめな性格ということが挙げられるという。このため学校側は根本的対策を見いだせないまま緊急の保護者会を開催した。


    【保護者会】
    1999年1月25日、緊急保護者会が開かれた。約300人の保護者らを前に校長は「正常に運営している学校で3件の悲しい出来事があった」と事実関係を報告した。いずれのケースも自殺の動機が見当たらないことから学校側は保護者に「解決法があれば何でも取り組みたい。どんな小さなシグナルでも見逃さないで、学校に連絡してほしい」と家庭に異例の協力を求めた。


    【女性教師】
    生徒Bが所属する演劇部の顧問を担当していた女性教師(25)は、某宗教団体の熱心な信者だった。この女性教師は顧問という立場上、本来であれば演劇研修会に同行する筈だが、「布教活動が忙しい」との理由で研修会には参加せず、勧誘に狂奔していたといわれている。職務を放棄したこの女性教師は、間接的ではあれ責任の所在を追及され、自宅謹慎処分を受けた。それから約4ヶ月後の大晦日には、この女性教師が副担任を受け持つクラスの生徒Cも自殺した。「偶然」と言えばそれまでだが、Cは死後の世界に興味を持ち、宗教に関心があったという。


    スポンサーサイト



コメント

非公開コメント